第99回 UPGS ボドゲ部会 開催報告
■開催日時:2021年5月4日(火祝) 13:00〜20:00
■開催場所:浦和コミュニティセンター 第7集会室
■参加者(敬称略):KEN05/Lictre/makipapa/かな/ぎやま/しゅん/シン/ノガ/ふぉあ/メギス/やづや/ゆうと
ゴールデンウィークの只中ですが,都内は非常事態宣言下,さいたま市もまん延防止等重点措置が出されている状況は変わらず。少し広めの部屋にて換気よく,手指消毒にマスク完全着用でしっかり守りつつ,12名の参加で3卓14タイトルとボドゲを楽しみました。
部会公式Twitterでも一部タイトルをリプレイ報告していますが,こちらは140文字の制限がなく全てのプレイタイトルを網羅した完全版となります。一部推測あり!
■ダンプフロス
(makipapa/ぎやま/シン/👑メギス)
最初はぎやまさん所有のダンプフロスです。1984年のドイツ年間ゲーム大賞受賞作。当初はボードマップにクレヨンで線路を描いていったようですが,今回プレイしたのは水性マーカータイプ。レールを駅に繋げていくとボーナスが貰えるわけですが,先手必勝,出遅れるともう挽回が効かないのは古き良きゲームならでは? スタート駅からスタート駅に繋げてしまう愚策で,他のメンバーが遠く遠くへと線路を伸ばしていく中で周回遅れになってしまいました涙。線路が敷き詰め終わったらサイコロを降って駅から駅へのすごろくレースゲーム。そこで自分の線路を使うか他人の線路を借りるかでお金もかかってくるわけです。周回遅れでしたがサイコロの出目が良く,破産することなく駅から駅へのレースには参加できましたが。。。やっぱり最初からやり直したかったかも!
『ダンプフロス』をプレイ。
— カルメン・ぎやま【fickle dice factory】 (@fickledice) May 4, 2021
粗が目立つけど、そこそこ盛り上がる。
今回はSchmidt Spiele版の基本ルールでプレイしたが、LAURIN版に近いルールでやった方が公平な感じかした。
ちょっとプレイ時間が長いかな。もう少しコンパクトでも良いかもしれない。 pic.twitter.com/nR8bhcgM4A
UPGS部会にて、ダンプフロス、オーバーロード、ビブリオス、トランスヨーロッパ、王宮の囁き、倉庫の街をプレイ。どれも楽しめましたが、1984年の年間ゲーム大賞受賞のダンプフロスが遊べただけでも最高に幸せ😊。いつもながら遊んで頂ける皆様に本当に感謝!。#UPGS部会 pic.twitter.com/cO9kFqUcKy
— シン (@Y2yPYGWj9l8zhLj) May 4, 2021
■オーバーロード
(👑makipapa/ぎやま/シン/メギス)
直訳で過負荷。積みすぎ注意。ぱっと見で往年のすごろくゲームっぽく感じていましたが実は2019年発売のタイトルです。手持ちのコマは2個,そのコマに8個のパイン飴のようなリングを積むことができます。黄色じゃなくて白ですが。ゴールしたときに積んでいたリングの数がそのまま点になります。8個全てはボーナス4点がついて12点。すごろくなのでサイコロを振りますが,使うのは8面ダイス。追い越すときに積んだリングを追い越したコマにリングを積むことができます。ここでコマに積まれたリングが8個を越してしまうとアウトでスタートラインに戻されてしまいます。抜きつ抜かれつの序盤はリングの数は少なめに,でもゴール手前では少しでの多くのリングを積んでいたいというジレンマ。当然ゴール前の8個積みコマは標的にもされます。すごーく簡単なルールなのですが,このジレンマで実に味のあるすごろくだなと思いました。面白い!
『オーバーロード』をプレイ。
— カルメン・ぎやま【fickle dice factory】 (@fickledice) May 4, 2021
サニバの平さんに勧められて買いましたが、やっとプレイできました。
簡単なのに考えどころがあって面白い。今回は4人でしたが、もっと多くの人数でプレイすれば、もっとカオスで面白くなりそう。 pic.twitter.com/iqbr2x5F6b
■キュビトス
(ノガ/ふぉあ/やづや/👑ゆうと)
隣卓のリプレイシリーズ。やづやさんのキュビトス!もう代名詞です(違)。サイコロの効果を毎プレイごとに変えられるサイコロデッキビルドなのだけれど,ゲームの本質は自分のコマをボード上で1周させるというレースゲーム。サイコロを振るとき全部がスカというバーストも起こり得るのでそれがまたドキドキです。今回はダンプフロスがあったのでプレイできませんでしたが,きっとやづやさんがまた立ててくれるに違いない。。良いゲーム!
先日のボドゲ。
— ノガ (@garino_bg) May 8, 2021
キュビトス。ドラゴンスリーアンティ。アルナックの失われし遺跡。
キュビトスたのし!最初全然レースそっちのけでサイコロ強くしてました。
後半の伸びが指数関数的に爆発します🤣カードの盤面で毎回プレイが変わるとのこと。気になります!今回はボブ最強でした!同卓感謝です。 pic.twitter.com/DwAiT77knJ
■フリックスミックス
(👑ノガ/ふぉあ/やづや/ゆうと)
隣卓のリプレイシリーズ。レゴブロックを上から見たような6つの丸に色がついていて,その色が2つ以上重なるように置いていくカード配置ゲーム。手持ちの16枚が無くなったら勝ちなのですが,上手な人が(Lictreさんとかリクターさんとか)次々に置いていってしまうほどに焦りが生じて見つける場所も見つからないという脳みそからいやな汗が出まくるゲームです。時間調整用としても使い勝手が良いですね。
■グレートウエスタントレイル+拡張 北部への道
(KEN05/👑Lictre/かな/しゅん)
隣卓のリプレイシリーズ。久しぶりにUPGS:SでGWT!Great Western Trail!19世紀のテキサス牧場主となり,牛を集めて出荷してお金を稼ぐ拡大再生産なのだけれど,出荷するのに使う鉄道を伸ばしに伸ばして鉄道王で勝利するもよし。様々なドラマが毎回生まれるので大好きなタイトルです。今回は主催のKEN05さんが持ち込んだスタピ堂さんのオーバーレイ(個人ボード)を使ってのプレイ感はどうだったのでしょう。テラフォーミング・マーズの様に,素の個人ボードだと乗せてあるチップやコマが何かの拍子でズレてしまう事故を,オーバーレイ被せると防げるのですよね。それなりにお値段もしますけれどプレイする体験が良いに越したことはない。今回は拡張の北部への道も入れていましたが,そちらの分のスタピ堂オーバーレイも写真にありますね。完全体じゃないですかKEN05さん!!
■グレートウエスタントレイル+拡張
— KEN05@UPGS:SAITAMA (@KEN05th) May 5, 2021
久しぶりの牛飼いです。点数獲得の戦略はいくつかありますが、どれを選ぶにしてもまずは資金確保の算段から。
その点完全に出遅れまして、気付いたときには皆さんの背中は遥か遠くに…。(つまり惨敗)
最初は同じルートを辿ってたのになぁ。#UPGS部会 #99th #GWT pic.twitter.com/B9q910Zk2C
■ビブリオス
(makipapa/シン/ふぉあ/👑ゆうと)
カードを使った競りゲームなのですが,手番で山札より3枚を自分用・後で競る用・他プレイヤーに回す用で分けていくのが大きなポイント。前に1度プレイしたことがあったのですが,何か淡々とこなして分配して競りをして終わって消化不良だったのです。改めてプレイすると,この山札から3枚目来る際の仕込みが様々に仕掛けられるし,その後の競りも,サイコロの目を動かして価値を変えていくところも,今回は楽しくプレイできました。なるほどプレイすればするほどに奥の深さに気づく良いゲームですねコレ!
■スリードラゴンアンティ
(ぎやま/👑ノガ/メギス/やづや)
隣卓のリプレイシリーズ。世界観があのダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)なんですね!賭け要素の入ったセットコレクションなカードゲームだそうです。手札のドラゴンを使って飛行編隊を組み,賭けたコインを増やしていきます。そもそものD&Dのプレイ中にキャラクタたちがこのカードゲームで遊ぶこともできるそうで,気になります。
『スリー・ドラゴン・アンティ』をプレイ。
— カルメン・ぎやま【fickle dice factory】 (@fickledice) May 4, 2021
写真撮り忘れ。
レビューを見た時は面白そうだったのですが、かなりバランスが悪く感じた。
終了条件も誰かが破産したらなのですが、トータルのお金がなかなか減らないので行って来いしてると長くなるみたい。
30年くらい前のアメリカンゲームみたいw
■王宮のささやき
(makipapa/シン/ふぉあ/☠ゆうと)
アートワークがジャパニメーションしたコザイク版ではなく,初期?のパッケージにて,リアル調でちょいダークな絵柄です。これはこれで味があったり。自分のターンで手札を1枚切る際に既に場に出した種類のカードは切れないので,手番が進むごとに選択肢が無くなり「順番回ってくるな〜」となるゲーム。と言ってもカードに描かれたキャラクターによって様々な能力があり,配られた手札の状態が良くても悪くても,思い通りにいかなかったりします。誰かに早くドボンになって!と願うチキンレースが面白かったです
王宮の囁き
— ふぉあ (@yayoi0113) May 4, 2021
のういう絵柄もあるのね。 pic.twitter.com/0JfM25jOai
■トランスヨーロッパ
(👑makipapa/ぎやま/シン/ゆうと)
ボドゲ会の最初にダンプフロスで線路を敷き(描き)詰めましたが,トランスヨーロッパはプラスチックな線路を敷き(置き)詰めていくゲームです。配られたカードにはボード上の5つに分かれたエリアにある都市名がそれぞれ記載されており,それらの都市を全て線路で繋げることが出来たら勝利!ただ置いた線路は全員共有のものなので平和な世界。平和?!一生懸命に山路を開拓した路線でもあっさりと使われてしまうことも。目標の都市名はお互いにナイショなのですが,気づかれてしまうと邪魔されたりもするけれど私は元気です。いやー面白かった!!
『トランスヨーロッパ』をプレイ。
— カルメン・ぎやま【fickle dice factory】 (@fickledice) May 4, 2021
これは定番ですね。
外さない面白さです。ヘビロテにはならないだろうけれど、良いゲームです!
マップもヨーロッパが良い気がします。このくらい変則の方が面白いです。 pic.twitter.com/6US8IBtwcD
先週に続き地元ボドゲ会。地図に線路を書く先着順な #ダンプフロス と互いの線路を借りて先へ先へと伸ばす #トランスヨーロッパ どちらも面白い!#boardgame #dampfross #overload #biblios #palastgeflüster #transeuropa #diespeicherstadt #UPGSS #UPGS部会 #99th #urawahttps://t.co/zZKsL5ficd pic.twitter.com/4gJg9O7zVI
— マキパパ (@makipapa) May 4, 2021
■フォグサイト
(KEN05/👑Lictre/かな/しゅん)
隣卓のリプレイシリーズ。霧の立ち込める古代遺跡での迷路探索ゲームだそうです。複数人からなる調査隊チーム対遺跡の番人であるガーディアン1人による非対称チーム戦!なるほどボルカルスですかレヴィアスですか!制限時間内に調査隊が全員合流できれば終了とのことですが,気になりますねコレ!!
■フォグサイト
— KEN05@UPGS:SAITAMA (@KEN05th) May 5, 2021
遺跡vs探検家達という リクター@Lictre さん大好物な感じのゲームです。(当然遺跡役は…)
5×5マスという狭い遺跡ですし、敵の攻撃も時間をちょっと(のように思えた)だけ奪うだけだし、まぁ文殊の知恵で脱出できるでしょう!と始めましたが甘かった… #UPGS部会 #99th #fogsite pic.twitter.com/OQ9pzKndxB
■倉庫の街
(makipapa/ぎやま/シン/👑ゆうと)
ブルゴーニュやトスカーナといった名作をデザインしたシュテファン・フェルトさんによるワーカープレイスメントな競りゲーム。ハンブルグの港倉庫を舞台にボードに並べられるカードを買っていくわけですが,この買い方が実に面白い。ワーカーを並べた順で購入する権利があるものの,値段はワーカーの置かれた数に,すなわち値段を釣り上げることができるのです。ぐぬぬ。しかも資金の補充が絶妙に少ないので,この購入の駆け引きが非常に大事かつ面白い!!また遊びたいタイトルです。
『倉庫の街』をプレイ。
— カルメン・ぎやま【fickle dice factory】 (@fickledice) May 4, 2021
これ良いです。
この簡素化とジレンマの凝縮感がユーロゲーム的で面白いです。
ただ、この感じのゲームで私は絶対に勝てませんw pic.twitter.com/ovrX9ZrCGo
■キャットインザボックス
(KEN05/Lictre/かな/しゅん)
隣卓のリプレイシリーズ。キャットインザボックス!ホビージャパンから再販というか改めて発売されるというのは春のゲムマで知ったけれど,その後の情報がないのです。早くその後の進捗を教えて!と言うくらいに首を長くして待っている名作トリックテイキング。場に表されるのは4色ですが,実は手札は全て黒一色。手札から出した時に色を宣言するのですが,既に出されている色と数だとカードが出せないと言うパラドックスを起こしたら負け。ああ早くプレイしたい。。
■Cat in the box
— KEN05@UPGS:SAITAMA (@KEN05th) May 5, 2021
カードの混ざり方がイマイチのため配られた色が偏ってしまっていたようで、続々と「この色もうありません」の宣言が。
連続する宣言に、さすがに違和感を感じ、虚空に目を凝らすと、巧妙に隠ぺいされた特異点を発見。世界は救われました(違#UPGS部会 #99th #catinthebox pic.twitter.com/NyK6YYErls
■アルナックの失われし遺跡
(ノガ/👑ふぉあ/メギス/やづや)
隣卓のリプレイシリーズ。探検隊を率いてアルナック島を探索!冒険活劇な雰囲気が味わえるデッキビルド&ワーカープレイスメントだそうですが,実際に大事なのは獲得する資源管理のリソースマネジメントが大事だと言う。ラウンド数も5ラウンドで手番数が少な目,一つ一つのアクションが大事ですね。どんなドラマが生まれたのでしょう。気になります。。
■黒蛇神社
(ノガ/👑ふぉあ/メギス/やづや)
隣卓のリプレイシリーズ。なんとも恐ろしげなタイトルにパッケージですが,黒蛇さまの災厄から守るために白蛇さまにお賽銭を入れ続けるパーティゲーム。前のプレイヤーが入れたお賽銭が見られるので,そこにブラフとか心理戦が展開されるわけですね。お賽銭が白蛇さまに届くように皆んなで協力する。。と見せかけて他人に目一杯強絵よくさせておいて自分は高得点を狙いにいくという黒蛇さまより人間の方が恐ろしいんじゃないの?!的な展開が楽しめそうです。
【まとめ】
・3卓12人で遊べました。時間もきっちり20時までには退館出来ましてご協力感謝です!
・毎度ながらボドゲを持参いただいた方,インストいただく方,プレイ履歴をホワイトボードに書いていただいた方,ありがとうございます!
当日の様子はこちらのGoogleフォトアルバムに。
次回第100回は浦和コミセンにて5/29(土)開催です。記念すべきキリ番100回ですが,この回もまん延防止措置により20時までのイレギュラー時短プレイ。。既に満員御礼となっており,ご参加いただく方には感謝感謝です!
ツイプラ: https://twipla.jp/events/481348
mkpp@UPGSS
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