第98回 UPGS ボドゲ部会 開催報告

■開催日時:2021年4月29日(火祝) 13:00〜20:00

■開催場所:浦和コミュニティセンター 第11集会室

■参加者(敬称略):ANGU/makipapa/かな/ぎやま/シン/つけものいし/にゃっぴー/ふぉあ/ミヤちダイすけ/やづや/らくだ/ゆうと

ゴールデンウィークの始まり。。ですが都内は非常事態宣言下,さいたま市もまん延防止等重点措置が出されている状況。密にならないよう定員を半分以下に下げていますので直ぐに参加枠が埋まってしまうというある意味ありがたい声もいただいていますが,とにかく換気よく手指消毒にマスク完全着用で守るものはしっかり守りつつ,12名の参加で3卓15タイトルとボドゲを楽しみました。

https://twitter.com/upgss

部会公式Twitterでも一部タイトルをリプレイ報告していますが,こちらは140文字の制限がなく全てのプレイタイトルを網羅した完全版となります。一部推測あり!


■天下鳴動

(makipapa/つけものいし/にゃっぴー/👑やづや)

まずは初参加のつけものいしさんのインストにて天下鳴動を。つけものいしさんは川越でボドゲ会を開催されていてインストもお上手。私自身はプレイしたことがなかったのですがなるほど戦国時代をフレーバーにした陣取りエリアマジョリティ。。なのに兵駒を全て置いたら戦闘が自動で処理されていき,優勢だったはずの地域が援軍とやらで気づいたら劣勢に。なるほどそう来ましたか!カタンの様に支配地域の番号も毎回変わるしルールもシンプルなので遊びやすいですね。


■ボトルインプ

(ぎやま/シン/ふぉあ/👑ラクダ)

隣卓のリプレイシリーズ。大きな数字が強いのかと思いきや,その名の通りボトルが置かれた数字よりも低いカードのうち最大の数が決め手となるトリックテイキング。19で始まるボトルの価値が,元となる小説「ザ・ボトルインプ」と同じように徐々に小さくなっていくという。ボドゲ会を始めた頃にプレイしたことがあってその時は何かチンプンカンプンだった記憶がありますが,今となってはとても魅力的なルールなんですよね。またプレイしたいタイトルです。

■タートルレース

(ぎやま/シン/ふぉあ/👑ラクダ)

隣卓のリプレイシリーズ。クニツィアさまのファミリーレースゲーム。2匹の亀をカードを使って動かすのですが,亀なので前にも後ろにも動いたり時に重なり合ったりしながら最後に先頭にいるカメが勝利というなるほどなルールです。なんで正体隠匿?と思いましたが,プレイヤーがどのカメの色を担当しているかは秘密なのですね。ウィナーズサークル的な!

■リベリオン

(ANGU/かな/ミヤちダイすけ/👑ゆうと)

隣卓のリプレイシリーズ。ゆうとさんがゲムマ2021春で購入していたタイトル。だいぶ小さめのBOXに入ったカードで遊ぶ正体隠匿系。国王軍か反乱軍かの派閥に分かれて5つの砦を奪い合います。ゲムマではデモプレイに参加させていただきましたが,さて今回はどんな展開になったのでしょうか?! 余談ですがボドゲでリベリオンといえばいくつかのサブタイトルにあったりしますが,私の中ではガン=カタなのです。バットマンを演じたクリスチャン・ベール演じる特殊捜査官クラリックが用いる銃を使った戦闘術。主人公補正がふんだんに掛かっていますが美しいのです。今回のボドゲとは全く関係ありませんけど!


■オフショア

(ANGU/👑かな/シン/ラクダ)

隣卓のリプレイシリーズ。海上で油田開発。パッケージの絵が重厚そうです。でもプレイ時間は重ゲーでもなくて1時間程度だとか。プレイヤー同士でその都度パートナーを作り,油田開発の資金を出し合ったり油田発掘では袋からタイルを引きながらバーストギリギリまで深く掘り進めるチキンレースな要素も。気になりますね。。

■キュビトス

(makipapa/にゃっぴー/👑ふぉあ/やづや)

再びキュビトス!先週の朝霞会で遊んだタイトルの再戦です。サイコロを使ったドミニオンのようなデッキビルドなのですが,ゲームの目的はボードを手駒で1周するレースゲームなのです。ここを忘れるとサイコロ集めてどんどん強くなって気持ちィぃぃぃけれど気づいたらゴールされて終わりましたという事になります危険!8種類あるダイスの効果もカードにより変えられるので,プレイするたびに発見がありそうですね。かなり面白いですこれ!

■スペースエクスプローラーズ

(👑makipapa/ふぉあ/やづや)

レトロな宇宙船のパッケージに惹かれてこちらをプレイ。元々は2017年にロシアで発売されたゲーム。ゲムマ2021大阪と春(東京)で日本語の先行発売されていたタイトルですね。ソ連とアメリカによる宇宙開発競争がテーマ。研究者カードを集めながらボードに配置して拡大再生産を進め,プロジェクトの達成を目指します。プロジェクトタイルにはアイコンが書かれており,集めた研究者カードのアイコンでそれを満たしていると達成と,NETでも宝石の煌めきと比較されることが多い気がします。納得。とにかくレトロな絵柄に雰囲気がとても素晴らしい作品でした。


■デューン:インペリアム

(ぎやま/👑つけものいし/ミヤちダイすけ/ゆうと)

隣卓のリプレイシリーズ。先週に続き再びぎやまさん完訳のデューン。ワーカープレイスメントなデッキビルド,私はは今回もプレイできずでした。新しい発見に訳のエラッタも発見できたようで良かったです。

■イエス!ジンセイ

(makipapa/ふぉあ/👑やづや)

台湾の観光地である「夜市」をテーマにした台湾発のボードゲーム。屋台の経営者となって料理を作る!稼ぐ!ハンドマネジメントゲームです。ちなみにとある強いカードを出すときにはこの「イエス!ジンセイ!」と発しないといけないのですが,高須クリニックでもなくてこれは「人参」のこと。出てくるカードがどれも美味しそうな台湾料りの数々。それらを作るために必要な材料のカード。アートワークがとにかく美しいタイトルでした。小箱にはなぜか箸がついています。ゲームでは使わないのに。こういう拘りもなるほどです。


■ティカル

(👑ANGU/かな/シン/ラクダ)

隣卓のリプレイシリーズ。マヤ文明最大の遺跡群ティカルを舞台に10あるアクションポイントを振り分けて密林を開拓し,遺跡の全貌を明らかにしていくエリアマジョリティ。ちなみにクラマーさんとキースリングさんの「怖い顔三部作」なのですが(すなわちティカル,メキシカ,ジャワ)私もクスコだけプレイしたことがあって,その時のパッケージはジャワの版が変わってクスコと怖い顔ではなかったのですね。勉強になります。今回遊ばれたのも旧版の方の怖い顔版なので,コンポーネントの遺跡が紙であったりと良い雰囲気です。1999年のドイツ年間ボドゲ大賞受賞作でもあり,往年の名作さながら重ゲーだけれどルールはシンプルだそうでとーっても気になるタイトルです。遊びたい!

■キャピタル・ラックス

(ぎやま/つけものいし/ミヤちダイすけ/👑ゆうと)

隣卓のリプレイシリーズ。首都ラックスの名の通り,自国の首都やホームタウンを反映させつつ,首都が一番繁栄している状態にするハンドマネージメント。プレイヤー同士で協力したり,バーストするように策略を巡らせたりと心理戦が面白そう。なるほど2もあるようですよ。。。?

■ラクラク大統領になる方法

(👑ANGU/makipapa/やづや)

なんとも人を喰ったタイトルですが,原題はCopyCatであり「人のマネをする人」って感じでしょうか。確かに遊んでみると,ドミニオンやアグリコラなど様々なゲームの要素をいいとこ取りした感じのワーカープレイスメントでありデッキ構築なカードゲームでした。とはいえ作者は電力会社を始め数々のボドゲを発表されているフリードマン・フリーゼさん。原題も日本語も怪しさいっぱいな雰囲気がありましたが,いやいやどうして!とても面白いタイトルでした。実はこの前の週のANGUさん朝霞ボドゲ会で遊んだのですが,このときは一部ルールを誤っていたのです。ちょうど同じメンバーがタイミグ合って正しいルールで再戦!となったのでした。ゲームは見事にカードデッキを圧縮していき,協力コンボで得点を積み上げていったANGUさんが大統領に!

■サンクトペテルブルグ

(👑かな/シン/ふぉあ/フクダ)

隣卓のリプレイシリーズ。ロシアのサンクトペテルブルグを舞台に自国の領土を発展させていく拡大再生産なセットコレクション。2004年のドイツ年間ボドゲ大賞受賞作だそうで,ルールもシンプルそうで気になりますね。キックスターターで2014年に第2版が出たそうで,追加ルールでも遊んでみたい!


■ミスティックマーケット

(👑ANGU/makipapa/やづや)

6つのポーションな小瓶が滑り台のような台に載せられているのが印象的なコンポーネントです。この台がそのままその色のポーションの価値を表していて,売られるごとに一番上に移動=一番価値が低くなり,それまで上にあったポーションの価値が徐々に上がっていくシステム。この価値が常に変動するのが面白いところで,狙った色のカードを集めていても手番の前で売られてしまうといったジレンマが発生します。どの色が何枚流通するかが予め分かっているので,つい狙ってしまうんですようね。。。特殊帰納を持ったポーションを使いこなすのがコツで,こちらも相場をしっかり操った?ANGUさんの勝利でした。


■クランク!イン!スペース!

(ぎやま/👑つけものいし/ミヤちダイすけ/ゆうと)

隣卓のリプレイシリーズ。前にも書きましたがクランクにもインにもスペースにも全部感嘆符「!」が付いていて強調しまくりなタイトルです。なんで!!! 私も遊んだことのあるクランク!のファンタジーな世界観とは異なり,SFテイスト満載なフレーバーに。クランク!の名前はついていますが,改善されまくりなスピンオフ作品といった感があってやっぱりプレイしてみたいのです。


【まとめ】

・久しぶりに新しい方が3名もご参加いただきました。またぜひお越しいただければと思います!

・3卓12人で遊べました。ゲムマ新作から往年の名作まで様々なタイトルで遊びました!

・毎度ながらボドゲを持参いただいた方,インストいただく方,プレイ履歴をホワイトボードに書いていただいた方,ありがとうございます!

当日の様子はこちらのGoogleフォトアルバムに。

次回第99回は浦和コミセンにて5/4(火祝)開催です。この回もまん延防止措置により20時までのイレギュラー時短プレイになりますがご協力をお願いします。既に満員御礼となっており,ご参加いただく方には感謝感謝です!

ツイプラ: https://twipla.jp/events/480518


mkpp@UPGSS

UPGS:Saitama 浦和ボードゲーム部

UnPlugged Gaming Society : Saitama since 2016. さいたま市浦和区を中心にボードゲーム会を月に二回程度開催しています。ボドゲ活動の記録やメンバーによるボドゲネタなコラムを更新していきます。

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